ミセス・バーバリー

ミセス・バーバリー

娘が一歳を少し過ぎたころから、「育児サークル」なるものに参加していました。

毎週、火曜日だか水曜日だか忘れましたが、同じくらいの年ごろの子どもを持つお母さんが集まって、親子遊びをするというものです。

同じサークルに、ヒナちゃんという子がいました。

ヒナちゃんは娘より一つ上で、色白のかわいい女の子。

お父さんの転勤で京都から引っ越してきたばかりなのだと聞きました。

ヒナちゃんのお母さんは気さくでサバサバした方でしたが、他のお母さんからは、

「うーん、ちょっとあの人は……ね」

なんて少し遠巻きにされていた面もありました。

……ヒナちゃんがいつもバーバリーのお洋服を着ていたからです。

色白で上品な顔立ちのヒナちゃんですから、バーバリーのチェックのお洋服が似合わないわけではなかったと思うのですが、平均所得が全国的に見ても低い田舎では、ヒナちゃん親子は確実に「浮いていた」のです。

室内でお遊戯や工作をするときは、バーバリーのワンピースが定番です。

公園で外遊びをするときも、バーバリーのパーカーを着てきます。

別に嫌われていたわけではないのですが、ヒナちゃんママが

「あああ、高いんだから汚さないでよー」

と声を張り上げるたびに、周囲からは失笑が……。

ちなみにヒナちゃんママ自身は、別にブランド物を身に着けていたわけではありません。

パリッとした綿のシャツにチノパンとか、ニットのカーディガンにデニムスカートとか。

化粧もきちんとして、身なりには気を配っているものの、いたって普通のカジュアルママ。

娘のヒナちゃんの着ているお洋服の方がはるかに高そうです。

どうやらヒナちゃんママの「ブランド志向」は我が子にだけ発揮されているようでした。

ヒナちゃんが3歳のときに、弟のりっくんが生まれました。

またバーバリーのお洋服で統一するのかしら、と思いきや、りっくんが着ているベビー服はラルフローレン。

「男の子だからね。そんなに高いものじゃなくてもいいのよ」

とママはサバサバした表情で言っていましたが……それでもじゅうぶんお高い!

ちなみに我が娘には西松屋を愛用させていました。

それも、シーズン末にバーゲンでお安くなったもの。

お祝いなどでもらったミキハウスやポンポネットは「いっちょうら」扱い。もったいないので、お出かけの時などに着せてはいましたが、やはり汚すのが気になっておちおち着せていられません。

我が家も下は男の子だったので、ブランド物は大事に洗濯して、人に譲ったりリサイクルショップに売ったりしていました。

今では自分の好きな服しか着てくれなくなりましたので、親の趣味を押し付けられたのもあのころだけだったなぁ、と懐かしく思います。

ヒューマンリソシア

手品トランプでゲームは…。

最近よく恋人と一緒にトランプゲームをするのですが…。

出来るゲームの種類はかなり限られています。

トランプと言えばたくさんの遊びがあるはずなのに、なぜゲームの種類が限られているのかと言うと…。

それは『手品用のトランプ』を使っているからです。

よくテレビなどでも見る手品の一つに、数字を当てる手品があると思います。

たくさんあるトランプの中から一枚トランプを選び、その数字を当てなければいけません。

しかしそれには仕掛けがあり、トランプの裏面を見るだけで数字が判ってしまうのです。

細かい印の様な物で数字やマークを判断する事が出来るのです。

恋人は小さい頃から手品が大好きだった為、家にはそのトランプしか無いのです。

私の何度もトランプを使った手品を見させて貰い、楽しんでいました。

手品に関しては凄くクオリティの高いトランプだとは思うのですが…。

全くトランプを使ったゲームをするには、向かないトランプだと思います。

裏を見るだけでマークと数字が判ってしまうと言う事は…。

ババ抜きをすればジョーカーがどれか判ってしまうのです。

ポーカーももちろんですし、神経衰弱なんかも出来た物ではありません。

昨日は工夫をして『おいちょかぶ』をしていましたが、面倒な作業が多くなります。

そして何よりお互い不正をしていないかの疑いあいも始まります(^^;)

勝っても疑われるし、負けたら疑いたくなると言う面倒なトランプですね。

唯一出来るゲームと言えば、大富豪なのですが…。

恋人と二人ですると、お互い何のカードを持っているか判ってしまいます。

普通のトランプを買おうかとも思うのですが、何だか無駄遣いな気もします。

数字が判っている状態でも遊べるトランプゲームが無かったかと、今は色々と探しています。